2005年05月22日

那珂川ダウンリバー(激沈編)#2日目

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●那珂川:大瀬⇒新那珂川橋

ダウンリバー2日目の朝を迎えた。目が覚めると、JOJOが居ない。シェルターは底がないから、隙間から脱走したようだ。「あれJOJOは」と奥さんに声をかけると、布越しに「捕獲してますよー」とちょびさんが声。暑くて川の水でも飲みに出てうろついていたのだろうか。朝食はいがちゃんのハムエッグマフィン。これが美味い。朝マックのソーセージエッグマフィンなど目じゃないね!

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お腹もいっぱいになったら眠くなってきた。このままではいけない。10時スタートを目標に撤収&車の回送。テントとタープがないだけで、非常に撤収がラクだ。車を今日のゴール新那珂川橋そばの鮎の「なかのや」前の河原に移動し、大瀬へと戻った。女性陣は準備万端。いがちゃんと僕も早速支度した。

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時刻は10時を少し回ったところ。さぁ、いよいよ2日目のスタートだ。昨日より距離は短い。昼食はゴールに着いてからだ。奥さんとことのタンデムもだいぶリズミカルに軽やかになっている。ま、しばらくするとことはただのお客さん状態になっちゃうんだけどね。そんなことを見て、みーは「あたしが漕ぎたい」と言う。やる気満々だね!
本日最初の瀬、大瀬の瀬が迫ってきた。水量が少なくライニングダウン必至。すると同じくライニングダウンしているちょび艇から小太郎が脱走してきた。無事捕獲。さすが男の子(元)、隙あらば遊びに行ってしまう。

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いやー、当初天気が崩れそうな予報だったが、今日もいい天気だ。まさにダウンリバー日和。みーもJOJOもマロン姐さんも、みんなくつろいでいる。

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しばらく漕ぎ進んだら、本日最初の休憩。ちょびさんから「カナディアンで下ります?」と聞かれた。最近カナディアンのソロ漕ぎをさせてもらっているが、こんな本格的な川下りは初めて。大丈夫かなぁとも思ったけど、これだけ静かな那珂川なら行けるな。

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ということでカスケードをお借りした。JOJOとマロン姐さんを乗せて漕ぐ。快適快適!カヤックだと視界にJOJOやみーの姿が入って前方が見えにくいが、カナディアンは視界が広い。逆にカヤックは水ギリギリのラインで漕ぐから、水の上を滑っているようで楽しい。要するにどちらも楽しいのだ。それぞれに魅力的なのだ。

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大藤橋を過ぎたところで、最後の休憩タイム。ビールを飲んでまったりしていると、ちょびさんからレスキュー用ロープの投げ方の提案が。いがちゃんはあまり乗り気でなかったが、ケースからロープを出したこともないそうだ。投げ方も知らなかった。それじゃあんまりとばかりに、しぶしぶ練習。そんなおもろい夫婦漫才を眺めながら、僕も参加した。しかし、これは何かの予兆だったのか。この練習の成果が実戦で試されるなんて・・・。

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さぁ、本日最後のスタートだ(のはずだった)。のんびりした気分に酔いしれながら(ビールのせい?)川を下る。漕いでる人の気も知らずに前の3匹(1人と2匹)は、片側に体重をかけるから、漕ぎにくいったらありゃしない。奥さんとことを見ると、ことはあまりの心地よさに違う舟を漕いでいた。

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しばらく流れにまかせながら漕いでいると、ちょびさんといがちゃんが前方を確認している。そういえば休憩中に通り過ぎたカヤックツアーのガイドさん、この先に今日一番の瀬があるなんて言っていたなぁ・・・。カーブして流れが急な瀬だ。いよいよその瀬が迫ってきた。なかなかの迫力!バウ(先頭)に座るみーに水しぶきがかかる。でも本人はキャーキャー喜んでいる。瀬を抜けて一言。「もう一回行って」。おいおいそりゃ無理でしょう。

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再びゆるやか流れ。最終ゴールの新那珂川橋が見えてきた。もうすぐこの楽しい時間が終わるんだなぁなんて思っていると、広い浅瀬が迫ってきた。ライニングダウンはもうごめんだねと、左へ流れ込む本流へと向かう。最初にいがちゃんが飛び込んでいく。かなり流れが速くコーナーには岩や倒木が突き出て激しい飛沫をたてていた。いがちゃんがコーナーを抜ける頃、奥さんとことを乗せたハイビックスが入ろうとしている。こんな瀬は未体験だろう。少し心配になった僕は、見守るようにハイビックスよりコーナー外側から進入した。ハイビックスがなんとか瀬に吸い込まれない方へと進んでいるのを確認し、僕も右へと曲がるようにパドルを操作した。

しかし、人犬満員のファルトは重すぎて僕のイメージどおりには曲がらなかった。そのまま引き込まれると大きな枝にあたる。その枝は無事かわしたが、左舷を岩に当ててしまった。「しまった!」そう思った次の瞬間、僕は水の中で逆さまになっていた。すかさず両手で船体を押して脱出。水面に顔を出すと、みーが浮いていたので舟に捕まれ!と指示。こわばった顔はしていたが、さすが素潜りで鍛えた娘。パニックをおこさず言われたようにしがみつく。JOJOを見ると、そこはラブラドール。少しビビった表情はしているが、流れに負けずに泳いでいる。マロンは・・・。僕は一番焦った。彼女に合うサイズがなく、まだPFD(フローティングベスト)をつけてないのだ。いくら泳げるとはいえ、小型犬だ。僕の視界にいない。まさか・・・不安がよぎる。そのとき赤いリードが見えた。すかさず引っぱると目も飛び出さんばかりの顔をして必至に泳いでいるマロンがいた。ひっくり返った船底に乗せてやる。よくがんばった。

先に瀬を抜けたいがちゃんが、浅瀬に舟を置き流されている僕らの方に向かった。しかし急に深くなる場所だ。直接引き上げるのが無理とわかったいがちゃん、浅瀬に上がると「たいまつさん、いきますよー」とロープを投げる。ナイス!僕はロープを掴み、みーとマロンのいるファルトを流されないようにしながら、引き上げてもらった。

こんなに焦ったのは久しぶりだ。しかし小学校一年のみーはしっかりと対処してくれて助かった。彼女がパニックになっていたら、マロンの救出が遅れたかもしれない。はやくPFDを準備しなくては。無事岸にあがった僕の脳裏によぎったのは、デジカメのこと。この間水没させて買い換えたばかりなのに・・・。防水パックに入れておいたデジカメは、パックの浮力のおかげで流れ出さなかったようだ。流されたと思ったパドルは、奥さんたちが拾っておいてくれた。なかなか機転がきくなぁ。流されてしまったのは、僕のメガネと犬の水入れだけだった。濡れ鼠になったみーは震えていたが、替えの服を持っていたので着替えさせた。

本栖湖でちょびさんに沈をせがんだみー。念願?かなったね。「みーちゃん、いいなぁ」とことが一言。まったく、遊んでたんじゃないぞ!

そういえばちょびさんが居ない。どうやらこっちで沈騒動があった頃、あの瀬で格闘していたようだ。買ったばかりのキャップをなくしたそうだ。

JOJOは何故か、転覆した僕のファルトではなく、ハイビックスに乗り込んでいる・・・。騒動も落ち着いたところで、ゴールに向かって再出発だ!

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ゴールはすぐ目の前。一漕ぎ一漕ぎ楽しかった2日間を振り返りながら進む。もっと時間があれば、もう一泊して漕いで行きたかった。そしてゴール。

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僕たちにはやり遂げたという満足感があるが、犬たちにとっては大冒険。散歩と違って歩いていないのに、きっと疲れたんだろうなぁ。

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すでにお昼の時間は過ぎている。みんなハラペコだ。出発点の大瀬に車をとりに行く。今日は帰るとわかっていても、どうしてもビールが飲みたいWあーちゃんず(いがちゃん&僕)。「なかのや」で缶ビールを仕込む。みんなの待つ河原に戻って「お疲れ様!」。昼飯はカルボナーラとスープ。もう幸せ!カヌー&カヤックを撤収して、のんびり時間を過ごした。
夕方、「四季彩館」という日帰り温泉に行ったが、ポンプ故障で臨時休業。仕方ないので戻りしな見つけた「ホロルの湯」に入った。日焼けした肩がひりひりして、もうたまらなかった。Wあーちゃんずは、ロングジョン焼け。顔、肩、腕は真っ黒なのに、身体が真っ白。怪しい二人組みだった。

初めて一人で漕いだ奥さん。初めて長いダウンリバーを経験した娘たち。そしてJOJO&マロン姐さん。本当によく頑張ったね。最高のファミリーダウンリバーが経験できたよ。そしてちょびさん&いがちゃん、至福のひとときをありがとう。さぁ、次はどこに行こう!?

※Thank you for a photograph, Ms.Chobi

投稿者 taimatsu

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コメント

沈写真は、どーーこじゃ(爆)
楽しそうだね。。

カヌーの川下りって、ワイルドなんですね!!
あのタープの下で、寝袋のみで、寝るんでしょ?
いやーーすごいわー
わたしこう見えても、虫嫌いだから、無理だな。。

投稿者 ハナママ : 2005年05月25日 17:21

生憎カメラ持っている僕が沈したので
激沈シーンはございません。沈前・沈後だけです。

この時季は、そんなに虫もいなくて快適だったよ。
それにガロン姐さんなら寝酒しちゃえば
虫が気になる前に寝ついちゃうよ!

投稿者 たいまつ : 2005年05月25日 17:33

う~、羨ましいくらい素敵なダウンリバーだったのね。きょんきちさん、やこっちゃん、みーちゃんももう立派な女性パドラーですね♪そうそう・・「チン」を恐れてちゃぁ、何も出来ないよね。(笑) 次の本栖湖はご一緒させてね。

投稿者 tinamam : 2005年05月25日 20:41

ティナママ、漕ぎましょう!漕ぎましょう!

ぜひご一緒しましょうね。
その前にティナをヘロヘロになるまで遊ばせないとね!

投稿者 たいまつ : 2005年05月25日 21:29

お~、沈事件はあったようだけど、、那珂川DRはたいまつさんご家族にも良い川旅となったようで僕も嬉しいです!
DR中のランチでピザとカレーという発想は素晴らしいーですね。
うちなんかいつもカップラーメンだけです…

それにしても、たいまつ家とちょび家は僕の知り合いのカヌー乗りKパさん・Mえさんに負けないくらいワイルドですな~。(笑)

投稿者 あず : 2005年05月26日 21:50

こうしてDRを楽しむことができるのは
あずさんと知り合えたおかげです。
しかも那珂川はすべてのつながり作ってくれた川。
それだけに、ここを下れたのは感動もひとしお!

ランチでピザ、いいでしょう!
アウトバックオーブンがあれば、お湯を沸かすのりでピザが焼けます。
できあいのピザだから、カップラーメンとなんら変わりませんよ。

子ども連れなので、あずさんのお知り合いのカヌー乗りご夫妻ほど
ワイルドにはなれませんよ。
わが家が同行しなければ、ちょび家はもっとワイルド志向に
走っていくかもしれませんね!

投稿者 たいまつ : 2005年05月27日 10:14

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