2005年01月14日
小さな巨人?trangia【トランギア】

現在のキャンプ用のストーブの燃料といえばブタンガスかガソリンだろう。中には灯油を使うものもあるが、一般的なものといえば先の二種類であろう。燃焼機構や材質の進化で、シングルストーブなどは軽量・高火力に進化しつづけている。そんなコンパクトストーブの世界の中で、半世紀以上も変わらぬ思想のままに生き続けているアルコールを燃料としたストーブがある。それがトランギアだ。
トランギアは、1925年に創業されたスウェーデン中部のTrangsvikenにあるコッヘルとアルコールバーナーのメーカーだ。特にアルコールバーナーTR-B25はミニマリスト・ストーブの代名詞といってもいい。アルコールを使った燃焼器具はコーヒーサイホンなどに使う芯にアルコールを湿らせて燃やすものを想像するだろう。TR-B25は直径7.5cmの小さな蓋付きの缶容器だが、これがあなどれない仕掛けになっている。アルコールを注入する部分と外周部分は区切られており、外周には丸い穴が開いている。しかし特別な気化器はなく、燃料 (アルコール) を注いで火をつけるだけである。火は最初器の中央部分 だけで燃えているが、本体が温まるにつれ熱が燃料に伝わって気化を促進する。気化した燃料は本体上部の穴から噴出して燃焼する仕組みだ。アルコールの注入容量は50ccで、約25分間燃焼する。
このアルコールバーナーTR-B25は五徳などがなく、単体では調理はできない。またただアルコールが燃えているだけなので風には弱い。そのためにさまざまなオプションや市販パーツがある。そのいくつかはアルバム「コンパクトストーブ」に紹介している。そんなアイテムの中にストームクッカーがある。これは核となるTR-B25と風防を兼ねたスタンドがストーブを構成している。これにソースパン(ナベ)2個、ケトルとノンスティック加工したフライパンをセットしたフルシステムだ。
チムニー効果により強風下でも強い火力を出し、厳冬期や雪中でもアルコールの優れた気化力により、驚くほどの性能を発揮する。
写真は一人前のパック入りおでんを温めているものだ。着火し2分ほどで火が強く安定する。そして約7分で沸騰した。燃焼時間約25分は短く感じるかもしれないが、実際にソロキャンプでのクッキング時間など、そうはかかるものではない。一人前なら米だって炊ける。火が消えれば燃料を入れればいいだけの話だ。
ガスやガソリンのストーブに比べれば不便なストーブかもしれない。しかしアルコール燃料は、毎日膨大に消費されている化石燃料に比べ、地球には遥かにローインパクトだ。そして何よりこのバーナーは、完全なる静寂を保って燃焼する。静かにウィルダネスを楽しみたい人には、最良の伴侶になってくれることだろう。
投稿者 taimatsu
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コメント
これいいですねー。
近頃、友人ストーブマニアの影響で、この手のものには
敏感です(笑)
今度ご一緒できるときに見せてくださいねー。
投稿者 mel : 2005年01月19日 01:27
めるさん、いいでしょー。
大掛かりな料理は難しいけど
ソロやペアくらいだったら、余裕です。
こいつとキャンドルランタンでのキャンプは
静かでスローな時間が過ごせますよ。
投稿者 たいまつ : 2005年01月19日 07:40
うんうん。まじでいいですー♪
見つけたら買っちゃうかも(笑)
たいまつさんのアルコールストーブコレクション楽しいです!
話し変わりますが、ここで書くのはナンですけど(^^;たいまつさんお引越先はロリポップだったんですね~。私も実はミニパラ、アウトパラ、ブログの3つ全てのお引越し計画中でロリポップ契約してあるんですよー。が、まだまだお引越しできない・・。いつになるやら・・。ライブドアのブログサーバがヘナチョコすぎてやってられません。。
投稿者 mel : 2005年01月20日 12:40
アルコールストーブは
ほとんど音もなく燃えるのがいい感じ。
でも日中は火が見えないので、
点いてるかどうか何別しにくいです。
以前は別のサーバーだったけどPHPが動かないので
ブログはレンタルするしかなかったんです。
でもMTで作ろうと思って引越ししました。
投稿者 たいまつ : 2005年01月20日 13:28